2025.6.21 夏至の日、
新木場 soko station 146 にて開催した
「巡り巡る音楽祭」の記録です。
準備中









OPEN ! / 出展・ワークショップのご紹介


階段を登ると、琴乃葉工房さんが作ってくれた「巡り巡る音楽祭」キーホルダーと、流木ミニ看板でお出迎え。
キーホルダーの裏面には、日付と緯度を入れてくれてました!
巡り巡る音楽祭は、ここから反時計回りに順路を進んでいきます。


まずは、環境問題に楽しく触れるメディア「カンキョーダイナリー」さんのテーブル。
LINEお友だち登録で、水切り紙袋シンクリンをプレゼントしてくださいました。


お隣は、深海の神秘・ダイオウイカに魅せられ、イカのアクセサリーをメインに作るAAYAAさんのPOP UP STORE。
アオリイカの色素胞や、イカのカモフラージュ柄をモチーフにしたグッズ、11種のイカの眼玉グッズなど、イカの生態を学ぶこともできる様々なアイテムが並びます。


続いては、琴乃葉工房さんのコーナー。
流木にロゴやQRコードなどをレーザー彫刻して作るミニ看板の展示・販売と、アルコールインクアートのワークショップを開催していただきました!


お隣は、色鮮やかな海藻が並ぶ、海藻アート kia.seaweed さんのテーブル。
天然の海藻が地球温暖化などの様々な理由で減少していることを伝えながら、駿河湾や伊豆に漂流した海藻をアートピースとして再生。その売上を海を守る団体へ寄付されています。
今回は「詰め替えてずっと使える 海藻ハーバリウムのボールペンづくり」ワークショップを開催してもらいました!


そのお隣は、フジツボ奏者 ふぅさんのテーブル。
三浦半島のフジツボで曲を演奏するアーティストさんです。
「フジツボで音を鳴らしてみよう!」というワークショップを開催してもらいました!


そしてお次は、深海合唱団ビーチクリーン部による、海洋プラスチックのコーナー。
年に2回開催している「小さなプラスチックを集める会」で収拾したプラごみを使った装飾の展示と「ビーチの砂からマイクロプラスチック探し」という体験を行いました。

また、各地の海で収拾された海洋プラスチックを障がいを持つ仲間たちとアップサイクルするカエルデザインさんのアクセサリーも販売。


そして、幸海ヒーローズさんによる横浜(金沢文庫)で養殖されている昆布「ぶんこのこんぶ」の足湯。
自分で昆布をカットして、プールに入れて入足するシステムです。
温暖化対策・海の環境保全にも貢献する昆布養殖の取り組み、多くの人に知ってもらいたいなと思っています!


ちなみに今回使用させてもらった昆布は、深海合唱団メンバーが収穫体験で、水揚げを手伝った昆布です!その時の様子。

入り口からちょうど半周すると、soko station 146 カフェカウンターです。
こちらはこの日限定の「夏至の夏野菜カレー」。

そして、いよいよこれからはじまるライブのステージ。
ゆうぼし

3つの声と2つの弦楽器の共演。
「静かの基地」「満月カルテット」の堀坂有紀、「Uquwa」「ephemeron」の沼尾翔子、「aqubi」のyuukitakami、それぞれソロやバンドで活動するミュージシャン3人が互いの楽曲を演奏する。



会場を、やさしく美しい音楽が包みこんで。
それぞれの音色や歌声に、それぞれが耳を澄ましながら演奏する、それぞれの姿勢もまた美しくて、素敵なステージでした。



MCは、環境ナビゲーターの上田マリノ氏。
所沢環境市民の会の代表も務められており、深海合唱団とは絶滅危惧種ミヤコタナゴについて考えるトークと音楽イベント「水と音の対話」でご一緒しました。



ワークショップもスタートし、賑わう各テーブルや “ぶんこのこんぶ” の足湯。





歌声 / 高井息吹
そして、ステージには高井息吹さんが登場。



どんな空間も、その世界観で塗り替えてしまうような、力強くも儚い楽曲の数々。
ステージに惹き込まれる時間でした。



再び、ワークショップではいろいろな作品が作られ。



調和 / 根津まなみ with aqubi
続いてのステージは、根津まなみ with aqubi。
昨年の「夏至の組曲」でも演奏してくれた特別な編成。



伸びやかにじんわりと広がるボーカルとコーラス、繊細な色で軽やかに寄り添うピアノ。
魅力的なステージで、これからはじまる季節が楽しみになってくるよう。



コーラスは、ゆうぼしでも登場してくれた aqubi の yuukitakami。

ピアノは aqubi の ryo sugimoto。



あっという間に時は過ぎて。

“ぶんこのこんぶ” も、こんなに短くなりました。

イカの一夜干しを作る機械を模して作られた「イカぐるぐる」。
廻しました?
深海へ / 深海合唱団
そして、わたしたち 深海合唱団 のステージ。

海中に廃棄された漁網は、海洋プラスチックよりも量が多く、ゴーストフィッシング(海洋生物が廃棄網にかかってしまう)の原因ともなり、深刻な問題となっています。




ボーカルは、左から
misa
竹内亜紗子
石山ゑり
moge
牧野くみ

ピアノは、杉浦秀明氏。

ベース、カツオユウスケ氏。

パーカッション、小出裕也氏。

同じくパーカッション、榎木宏実氏。
そして、昨年の夏至でも一緒に演奏した、根津まなみさんとaqubiさんとのコラボ曲「ame」も再び。



いよいよ残すは最後のステージ。


ステージの進行管理をしてくれた野呂圭都さんと、受付をしてくれた 夜明け前 藤澤さん。
他にも多くの方々が、開催に力を貸してくれました。ありがとうございます!
空気 / 空気公団
最後のステージは、空気公団。


昨年の「冬至の組曲」に続いて、ご出演いただきました。

ドラムスは五味俊也氏。


山崎ゆかりさんの、柔らかく澄んだ歌声が、ひとつひとつ。
広がっていきます。



フジツボも、いろんな方が挑戦してくれていました。
音、出た人?
特別なステージ
最後は、5組の出演アーティストがステージへ。
空気公団さんの「景色一空」を全員で演奏しました。


全員のステージの準備をしている間、急遽ずっと繋いでくれたマリノさんに拍手(まだまだイケると言ってました)





「この時代に
この時代に君と出会えて通じ合えて
空気公団 / 景色一空
同じ空のもとにいるよ」



みなさんに一言ずつ感想をいただき、
終演。

おわりに / 1% or ¥500 for…
「巡り巡る音楽祭」の入場券は、購入金額の1% もしくは 500円が寄付になるチケットでした。
寄付金のご報告
¥500 for 海洋プラごみ…¥4,000
¥500 for こんぶ…¥2,000
1% for ocean…¥1,745
《¥500 for 海洋プラごみ》でお預かりした4,000円は、深海合唱団ビーチクリーン部にて、今後の小さなプラスチックを集める会や洗う会などに活用させていただきます。
《¥500 for こんぶ》でお預かりした2,000円は、幸海ヒーローズ CKO 富本龍徳氏へお渡ししました!
“ぶんこのこんぶ” の種付けや水揚げなどなどに使っていただきます。
《1% for ocean》で集まった1,745円は、サンゴ礁とその生態系を保全し、豊かな海を守りたい (WWFジャパン) – Yahoo!ネット募金 へ寄付させていただきました。
出演者の皆さん、
出展者の皆さん、
運営にご尽力いただいた皆さん、
soko station 146 の皆さん、
ご協賛・ご後援いただいた皆さん、
そして、ご来場いただいた皆さん。
たくさんの巡り会いを、ありがとうございました!



運営メンバー、出演者、出展者、ご協賛・ご後援の皆さま
進行管理:野呂 圭都
音響:庄子 渉
受付・会場:藤澤 智彦(夜明け前)
受付:千羽 菜月
会場:河田 ひでき、小林 香
撮影:高石 昴
MC:上田マリノ
出演:
ゆうぼし
(堀坂 有紀、沼尾 翔子、yuukitakami)
高井 息吹
根津 まなみ with aqubi
(ryo sugimoto、yuukitakami)
深海合唱団
vo. 石山ゑり、竹内 亜紗子、牧野くみ、misa、moge
pf. 杉浦 秀明
ba. カツオユウスケ
perc. 小出 裕也、榎木 宏実
空気公団
(山崎 ゆかり、五味 俊也)
海洋プラスチックの探す体験・展示:
アサノジュンコ
松永奈々
出展:
カンキョーダイナリー(小島 大樹)
AAYAA
琴乃葉工房(石井 みつぞう)
カエルデザイン
ワークショップ:
kia.seaweed 成澤 亜紀
(海藻ハーバリウムのボールペンづくり)
ふぅ(フジツボ)
石井 美沙子
(アルコールインクアート / 琴乃葉工房)
カフェ:
soko station 146
実松 真
荒木 駿佑
漠駒 愛結
ご協賛:
株式会社 丸 幸
カンキョーダイナリー
サイレントエナジー株式会社
妙法湯
ご後援:
株式会社環境新聞社
海の宝!水産女子の元気プロジェクト
株式会社アルケファクトリー
FILM ZULU
映画ごっこ
creator’s Agent Club
東京築地目利き協会
AGEE GARDEN
夜明け前
一般社団法人国際文化交流協会
主催:
深海合唱団
幸海ヒーローズ
そして…
2025年12月21日(日)冬至の日「巡り巡る音楽祭」の開催が決定!
詳しくはウェブサイトやSNSでの続報をお待ちください。
巡り巡る音楽祭 X
巡り巡る音楽祭 Instagram
またどこかで、巡り会えますように。