日本は、四方をぐるりと海に囲まれた島国です。
海には、わたしたちを魅了してやまないクジラやイルカといった大型の海洋生物、ずっと昔から人々が美味しくいただいている”命”でもある魚介類や海藻類、クラゲや微生物たち。
たくさんの生きものが棲んでいます。
2050年の海は、魚よりプラスチックごみのほうが多くなるだろう、と言われています。
2090年までに日本近海からはコンブが消え、2100年までに世界のサンゴ礁が絶滅する、とも言われています。
人々の豊かで便利な暮らしのすぐ近くで、気候変動や海洋ごみの問題が、いまこの瞬間も刻一刻と海を変えています。
大きな海を前にして、一人ができることはとても小さなことかもしれません。
だからこそみんなが少しずつ、行動すること、環境にやさしいものを選んでいくこと、が大切です。
深海合唱団は、そんなメッセージを胸に、声を音にのせて。
音が波となって、少しずつ広がっていくことを願いながら、歌を歌っています。
深海から。
2020年3月 深海合唱団

PROFILE
深海に棲む、深海の人々による合唱団。オリジナル・カバーを問わず、「海」にまつわる楽曲を歌う。
「母なる海」を音楽で表現し、その音楽活動を通じて、近年の海を取り巻く様々な問題 (海洋ごみ・漂着ごみの問題、マイクロプラスチック、気候変動による海洋環境の変化など)について多くの人に知ってもらい、考えてもらうきっかけを作りたい、と考えています。
日本財団、総合海洋政策本部、国土交通省による「海と日本 PROJECT」推進パートナー。
環境省「プラスチック・スマート」フォーラム登録団体。
2020年1月結成。
A choir of deep-sea people living in the deep sea. We sing songs related to the sea, both originals and covers.
We express “Mother Sea”, and through their musical activities, we aim to make people aware of various problems surrounding the sea in recent years (marine litter, drifting garbage, microplastics, changes in the marine environment due to climate change, etc.).
We are a partner in promoting the “Umi to Nihon Project [Sea and Japan]” by the Nippon Foundation, the Headquarters for Ocean Policy, and the Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism.
Registered with the Ministry of the Environment’s “Plastic Smart” Forum.
Formed in January 2020.